未病とは
未病とは以下の3つに集約されている
- 1.原因のはっきりしない関節の痛みや疾患など運動器系の障害(ロコモ)
- 2.原因のはっきりしない”うつ”や自律神経失調状態など自律神経系の障害(ニューロ)
- 3.原因のはっきりしない生活習慣病など代謝症障害(メタボ)
過労性構造体医学(Gバランス医療)研究会では、これら痛みや不調が起こる人と起こらない人との差を、足裏から重力とのバランスで追究し、これら未病を「フットケア整体」で改善することができる。この考えの元となるのが、重力とのバランス医療『過労性構造体医学(Gバランス医療)』である。
補足説明:新たな時代の局面には、新たな言葉や症名が必要
1.ロコモ:ロコモティブシンドローム(Locomotive-syndrome)運動器症候群
定義:ロコモ 「運動器の障害」により「要介護になる」リスクの高い状態になる事
2007年より日本整形外科学会では、ロコモを提唱。
ロコモには”人間は運動器に支えられて生きている。運動器の健康には、医学的評価と対策が重要であるということを日々意識してほしい“というメッセージが込められている。そして同時に、”運動器は広く健康の根幹である“としている。
また2013年に、厚生労働省の研究データで”膝や腰の障害が要因となり、要介護リスクが5.7倍になる”と発表された。
▲階段の昇り降りが辛い▲「いつのまにか骨折」
過労性構造体医学(Gバランス医療)研究会においては、【原因のはっきりしない足、膝、腰、首などの疾患】によりロコモ(運動器症候群)になる人とならない人との差が、足裏の異常(外反母趾、浮き指、偏平足)に起因していることを解明し、予防できるのであると訴えている
2.ニューロ:ニューロパチー症候群(Neuropathy-syndrome)末梢神経症候群
独立行政法人国立健康栄養研究所・健康増進研究部長・運動ガイドライン研究室長がスーパーバイザーとして『ニューロパチーシンドローム;ニューロ』と表現している。
過労性構造体医学(Gバランス医療)研究会では【原因のはっきりしない自律神経失調状態】つまり足と首の異常が主な原因となる『足頚性うつ状態』『足頚性自律神経失調状態』として捉える。つまり、悪い足による悪い歩き方によって、頚椎に異常が起こっているのだが、それは“交通事故が原因のムチウチ症による後遺症状が、外反母趾・浮き指・偏平足でも起こる”という新しい仮説を訴えているのだ。
交通事故でムチウチ症(頸椎捻挫)になり、その後遺症として、うつや自律神経失調状態が起こることは良く知られている。これと同じことが、悪い足による悪い歩き方で、首に異常が起こりムチウチ症の後遺症状が発生。
3.メタボ:メタボリックシンドローム(Metabolic-syndrome)内臓脂肪症候群
【原因のはっきりしない生活習慣病】
内臓脂肪型肥満と共に高血糖、高血圧、脂質異常症の中で、2つ以上合併した状態を『メタボリックシンドローム』と表現し、この代謝症候群を単に『メタボ』と言っている。
過労性構造体医学(Gバランス医療)研究会はこのメタボに関しても、足の異常が関係していることを統計的な見地から追究している。メタボ(生活習慣病の一要因)を起こす人と起こさない人との差が、足と首の異常にあることに気付き、その立証を試みている。
メタボと診断された人の約90%以上に外反母趾・浮き指・扁平足など足裏の異常が見られたからである。
実際にムチウチ症の後遺障害として、ロコモ(首の痛み)とニューロ(自律神経失調状態)が合わさって、メタボ(生活習慣病)を誘発させているとも考えられる。実際にメタボ患者の中には『運動器系の痛み』と『自律神経不調状態』、この両方の症状を訴える者が多いのである。つまり足と首の異常が原因となり、内臓への神経伝達不良や、ホルモンの片寄りによってメタボが発生している割合が高い可能性があるのだ。ゆえに「足と健康との関係」でメタボ追究すれば、これらを予防することが可能となり、つまりは「未病を治す」ことは可能だと言えるのだ。
これが重力とのバランス医療を推奨する『過労性構造体医学(Gバランス医療)研究会』の考え方である。
足と首の異常が原因となり自律神経の伝達不良による『代謝性障害』が起こっている。これが80%の外的・内的要因で、残りの20%がいわゆる心や仕事、家庭などのストレスである。
これら【ロコモ・ニューロ・メタボ】というキーワードを用い、神奈川県では「未病を治す」という活動が始まっている。全国区でも経済産業局が主体となって全国各地でフォーラムが実施されている。
過労性構造体医学(Gバランス医療)研究会では、これらの症状には、体調の良い時(健康状態)と悪い時(不調状態)とがあり、この一連の変化の過程にある状態を『未病』と定めている。
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