ロコモ・ニューロ・メタボの原因、隠れていた本当の原因は足にあった。その力学的メカニズムを、重力とのバランス医療で知ることだ。
未病研究の第一人者 笠原巖
50年以上に及ぶこれまでの施術実績、初検だけで12万人以上の足を診てきた。成人女性の約80%、小中学生の約60%に足裏の異常「外反母趾」「浮き指」「扁平足」がみられる実態に警鐘を鳴らし続けている。なぜなら、これら足裏の異常の増加に比例して、ひざ・腰・首の痛み【ロコモ】や、首こり・肩こり・頭痛をはじめとする自律神経失調状態・うつ状態【ニューロ】などの【未病】が激増しているからである。
これまでの研究の中で、「日本人の足」と、「裸足で生活する国の人たちの足」を比較調査するため、インドネシア・タイ・マレーシア・フィリピン・メキシコ・オーストラリアなどの奥地や離れ小島など計7ヶ国で、五年の歳月をかけ自らの足で海外調査を行ってきた。
長年の研究と治療実績から、現代人に蔓延する足・ひざ・腰・首の痛みや様々な体の不調に対し、その発生メカニズムを『重力とのバランス』で力学的に解明。重力とのバランス医療『過労性構造体医学(Gバランス医療)』を確立。
「足裏から全身を、重力とのバランスで整える」ことを施術の柱と位置付け、様々な症状・体のトラブルに日々対応している。
また、その普及活動として医師や柔道整復師、治療家、整体・健康指導者などをはじめ、大手企業、地方自治体、教育関係者、スポーツ指導協会、一般向けに講演・セミナーなどを全国各地で精力的に行っている。
「外反母趾は今すぐ治す(自由国民社)」「肩こり・腰痛は「浮き指」が原因だった(さくら舎)」 「お母さん!子どもの足が危ない(宝島社)」「ひざの痛みはサラシ1本で98%治る(さくら舎)」「首こり・肩こりを一発解消!首らくらくサポーター(宝島社)」など数多くの書籍を出版。(累計100万部突破)
また、重力とのバランス理論を応用した多数の特許商品がロングセラーとなっている。
【主な著書は累計発行部数100万部を突破】
1.プロローグ:未病とは
足に関心がないのは、健康や未病に関心がないのと同じ!
いつも健康な人と、いつも未病状態にある人との差は「足」にあった!
現状:いま正に急激な時代の変化が起きている
2025年には日本の総人口の約3割が高齢者(65歳以上)になると言われている。この超高齢化社会の到来に伴い、医療費が青天井。現在約40兆円、10年後の2025年には60兆円と見込まれ、このままでは、国が破綻しかねない。現行の国民皆保険・社会保障制度は、今まさに限界と崩壊の危機に直面している。
国の機関である厚生労働省、経済産業省などを始め各省において、現行制度の見直しを強め、保険外治療・自由診療・混合診療の拡大・後発医薬品の推進などにより、医療費全体の削減を全国規模で進めようとしている。
しかしながら様々な努力の甲斐なく、医療費は減るどころか逆にどんどん増しているのが現状である。
なぜ、いつも調子の悪い「未病状態」の人は減るどころか、増え続けているのか?
なぜここまで医療費が膨れ上がってしまったのか?その背景には、「原因のはっきりしない痛みや体の不調を訴えている」患者さんに対して、本当の隠れた原因を追究できていなかったという事実がある。
今まで足は「足」、体は「体」と別々に医療や健康行為が行われてきた。ここに現代医療の落ち度があった!
「足と健康との関係」つまり足と体は一体という考えが不足していたのだ。
その結果「半健康人」「半病人」と言われる”いつも何となく調子が悪い人”が激増。これを今、国や都道府県は「未病」あるいは「未病を治す」と表現し、様々な対策を進めている。
しかし実際には医療費を削減する方法があるのだ。今こそ「足と健康との関係」を理解し、未病対策に取り組むことにより、「自分の体は自分で治せる」という考えが生まれる。この観点から「健康寿命を延ばす」ことだ。現在社会はこれに気付いていないだけなのである。
未病医学の発展には、重力とのバランス医療が必要不可欠
私はこれまで未病、つまり原因のはっきりしない痛みや体の不調が起こる人と、起こらない人との差を41年間追究してきた。その答えが重力とのバランスを一番多くコントロールしている「足」であることを突き止め、それを「重力とのバランス医療」(過労性構造体医学(Gバランス医療))として確立した。
医療費の削減と根本的な取り組み法として「足と健康との関係」を知るには、その裏付けとなる哲学と共に、重力とのバランス医療の理論が必要!
なぜなら人間は重力とのバランスを効率的に保つことを最優先しているからである。だから医療や健康、予防、未病医学は「重力とのバランス」を幹や柱にしなければならないのだ。
神奈川県においては「未病を治す」「自分の体は自分で治す」というプロジェクトが始まっている。
未病を治すには医師を始め、健康関係者、指導者、未病者本人に対しても「足と健康との関係」(足育)の教育が必要。国の方針である医療費削減には、自分で未病を治し、健康寿命を延ばすことが必要不可欠であり、そのためには「重力とのバランス医療」で協調していくことが望ましい。
2.未病の理論
未病とはどんな状態のことを指すのか?
重力とのバランス医療「過労性構造体医学(Gバランス医療)」では、未病を以下の3つに集約している。
- (1) 原因のはっきりしない関節の痛みや変形、疲労骨折、及び筋・腱の損傷(ロコモ)
- (2) 原因のはっきりしない自律神経失調状態、うつ状態、パニック症(ニューロ)
- (3) 原因のはっきりしない生活習慣病(メタボ)
未病の原因は足に90%以上の隠れた原因がある
これらの原因がはっきりしない痛みや自律神経の不調、生活習慣病が起こる人と起こらない人との差が90%以上の割合で「外反母趾」「浮き指」「扁平足」にあることを発見!
これらの未病を改善に導く方法、つまり「未病を治す」方法として、「足裏から全身を、重力とのバランスで整える」事を最優先すべきと訴えている。その施術法が『フットケア整体』なのだ。
未病の定義
「足健検定」は、一般の方から健康・美容・スポーツ関係者やエステ・リフレクソロジー・各種手技療法や柔整師・鍼灸師・整体師などのプロ、そして引退後のアスリートやダンス・ヨガ指導者など、あらゆる方を対象に「足と健康との関係」を、”健康に関する教養講座”として学ぶ、世界で唯一の検定です。
未病を治す手段
「足検検定」協会では「足裏から全身を重力とのバランスで整える」ことで人間に本来備わっている自然治癒力・自己治癒力を最大限に発揮させることを目的とし、その普及活動の手段としてセミナー・講演・スクールを行っている。
重要! 足裏から全身を重力とのバランスで整える
未病を治す3原則のことであり、次の3つを同時に行うことである。この中のひとつをもって全てと思いこまないことが重要である。
- (1) 安定機能:足裏から患部及び全身のバランスを整え、自然治癒力・自己治癒力を発揮させる。
◆人間の土台となる足裏から「構造学的バランス」の回復を図る - (2) 免震機能:足裏の免震処置と血行促進のバランスを整え、自然治癒力・自己治癒力を発揮させる。
◆人間の土台となる足裏に免震処置をしたうえで血行促進により「過労学的バランス」の回復を図る - (3) 環境機能:肉体と精神のバランスを整え、自然治癒力を発揮させる。
◆肉体:外面からは固定でバランスを整え、内面からは栄養のバランスを整える
◆精神:外面からは運動、内面からは心の癒しなどによって、自律神経の安定つまり「環境学的バランス」の回復を図る
「未病を治す」 ~神奈川県黒岩知事のことば~
“「未病」とは、健康と病気を2つの明確に分けられる概念として捉えるのではなく、心身の状態は健康と病気の間を連続的に変化するものとして捉え、このすべての変化の過程を表す概念のことをいいます。また、「未病を治す」とは、「未病」で示した心身の状態における一連の変化の過程において、特定の疾患の予防・治療に止まらず、心身全体をより健康な状態に近づけることをいいます。神奈川県では、平成26年1月8日に「未病を治すかながわ宣言」を発表し、「未病を治す」という考え方を提唱し、この考えを広く普及するとともに、社会全体で健康づくりを進めています。”
▲人間の健康状態は、病気と健康との間を連続的に変化するもの。
その変化の過程を表す概念が「未病」、心身全体をより健康に近づける行為を「未病を治す」とする。
▲神奈川県では未病産業研究会を創設、「ME-BYO」を商標登録し、ブランド化を図っている。
▲(株)足裏バランス研究所は「未病産業研究会」に所属し、県が推し進めるモデル事業として「足と健康との関係」の採用に向けて活動しています。
未病産業研究会HP
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/mv4/cnt/f536433/index.html/
未病と哲学
「未病」にもその学問を裏付けとする哲学が必要である。
未病に対し、今までの古くさい診断法や治療法に固執していたのでは解決できない。未病を治すには新しい考えとなる「重力とのバランス医療」が必要であり、それにはその裏付けとなる哲学が必要なのだ。
時代の変化に伴って、医療や健康、予防などを含め未病に対する診断法や治療にも変化が必要であり、より正確さが求められている。
古代ギリシャ時代、約2500年前の哲学者で「医学の父」「医学の祖」と呼ばれているヒポクラテスの有名な言葉がある。
これを思い起こすことだ。そして、原点に戻り患者の利益に反する営利主義、利権主義的な考えの行動に陥らないことだ。
「医術者であると同時に哲学者であれ。哲学の中に医術を、医術の中に哲学を練りこまなければならない」
つまり医学と哲学は同じものだとヒポクラテスは説いている。
重力とのバランス医療「過労性構造体医学(Gバランス医療)」の哲学は「地球の構造も人間の体も重力によって成り立っているので、どちらも力学的には同じ構造体」という考えである。
地球の構造「自然界の法則」を説明すると次のようになる。
3.足と未病との関係
原因のはっきりしない痛みや不調、この「未病」を起こす人と起こさない人との差を追究しないのは空論であり、健康・予防・未病の盲点であり落ち度でもある。
これを解明したのが重力とのバランス医療「過労性構造体医学(Gバランス医療)」である
その根拠
負傷の瞬間を特定できない、思い当たる原因が無いのにもかかわらず、すでに医療機関における画像診断や医師の診断で次のように診断され、その後当院へ転療してきた患者さんの足を調べると、その約95%に外反母趾・浮き指・扁平足など足裏の異常とともに足裏の不安定が共通点になっていた。この15年間、毎年調査をしているが、大差は見られない。
まとめると次のような結果になる。
-
(1) 負傷の瞬間を特定できない各スポーツ障害、および原因のはっきりしない「ひざの変形」「ヘルニア」「分離症」「すべり症」「狭窄症」また最近よく言われている「いつのまにか骨折」を訴えた患者さんの足を調べるとその90%以上(当院調べ) に外反母趾・浮き指・扁平足のいずれかが共通になっていた。
―ロコモと省略
(2) 首こり、肩こり、めまい、頭痛、不眠、胃腸障害、便秘、下痢、冷えなどを伴う「自律神経失調状態」「うつ状態」「パニック症」と診断されている患者さんの足を調べるとその約95%に外反母趾・浮き指またはその両方が合併した「外反浮き指」や扁平足が共通点になっていた。
―ニューロと省略
原因の調査結果、外反母趾や浮き指、扁平足などの悪い足による悪い歩き方が首に異常を起こしその結果として交通事故でいう「ムチウチ症状」と同じ症状を起こしているのだ。
多くの場合、足と首の異常が隠れた原因となる「足頚性自律神経失調状態」であった。重要なこととして「うつ」の場合も同様に、足と首の異常が隠れた原因となる「足頚性うつ状態」であり、一般的に言われている「うつ病」とは区別しなければならない。
(3) 血圧の異常、高血圧、高脂血症、動脈硬化、不整脈、Ⅱ型の糖尿病など、一般的に言われている生活習慣病と診断されている患者さんの足を調べると、その90%以上(当院調べ) に外反母趾・浮き指・扁平足が見られた。
―メタボと省略
これも足と首の異常が関係しているのだ。外反母趾・浮き指・扁平足など悪い足による悪い歩き方が、頸椎一番と頭蓋骨の接続部に異常を起こし、自律神経が誤作動した結果と考える。
これに足裏の異常が原因となる運動不足による肥満と疲労を食べることにより回復させようとする防御反応が加わったのだ。
生活習慣病の多くが、足と首の異常が隠れた原因となって発症している可能性が高い。接骨院を訪れる患者さんの約90%、整形外科を受診する患者さんの約80%fが負傷の瞬間を特定できない痛みや変形、疲労骨折である。同様に自律神経失調状態やうつ状態、さらには生活習慣病の80%は原因を特定できていない。
41年間の施術の中で、初検だけで11万人の「足と健康との関係」を追究して、必然的にこのような症状を合わせ持った患者さんに多く出会った。
すべての患者さんに「足を診せて」と言って、人間の土台・足裏の異常から患部及び全身を判断して治療する、重力とのバランス医療「フットケア整体」の施術法を行っている。
「足を診せて」という医療機関が一件もないのが問題
●原因のはっきりしない関節や筋・腱の損傷(ロコモ)
●原因のはっきりしない自律神経失調状態、うつ状態(ニューロ)
●原因のはっきりしない生活習慣病(メタボ)
このような患者さんや未病状態にある人に対し、「足を診せて」という医療機関が一件もないのが現代医療の盲点であり、落ち度である。
外反母趾・浮き指・扁平足の症例
気付きが必要!医療費の削減には、見落とされていた国民病ヘバーデンを知ること
今や国民病!「手のヘバーデン」「足ヘバーデン」「ひざヘバーデン」を知ること
※60代以上の女性の7人中の1人の割合に見られる(当院調べ)
医療現場ではヘバーデンが見落とされ、治療ができていないため、国民医療費が増大している。
決して「老人病」や「手の使い過ぎ」ではない、『ヘバーデン』という病気や膠原病の一種である。
さらにヘバーデンは「手から始まる」場合と、「足から始まる」場合、そして「手と足、同時に始まる」場合があるのだ!
(1) 手のヘバーデン
手に起こった場合、爪のすぐ下の第1関節にふくらみや変形がある、
初期では分かりにくいが、10~15年くらいで全ての指に変形が起こる。
(2)足ヘバーデン
足のヘバーデンはひどい外反母趾となる。
親指の爪が外方向にねじれて変形する。
進行すると親指の付け根が脱臼する。
(3) ひざヘバーデン
国民病とも言える「ひざヘバーデン」は、一般的な変形性ひざ関節症とは異なるため区別が必要!なぜなら「ひざヘバーデン」による変形性ひざ関節症は、固定やサポートを施さないと治せないのだ。
こんな症状は注意が必要!
・長い期間にわたって正座ができない
・水がたまる、抜いても治らない
・人工関節を勧められた
・夜間痛がある
・外出した後に決まってひざが痛くなる
手や足にヘバーデンがあったら、ひざヘバーデンにも注意が必要。
特に本サイトで取り上げている「ロコモ」と言われている人達の中には、この「ひざヘバーデン」が隠れている。
外反母趾・浮き指・扁平足にヘバーデンが加わると、足・ひざ・腰・首の変形が進み重症化する。
中高年に起こる腰ヘバーデン
ヘルニア、分離症、すべり症、狭窄症の多くでヘバーデンが隠れた原因になっている。
首ヘバーデン
中高年に起こる首ヘバーデンは、中高年・高齢者の「うつ状態」を引き起こす。
国民病、全身に起こるヘバーデンが見落とされ、ロコモ、ニューロ、メタボの隠れた原因になっている。
見落とされ、適切な治療がなされないで、対処療法・気休め、いやし的行為のみに頼った結果、進行させ悪化してしまう。これが無駄な医療費を増大させている。
ヘバーデンは早期の判断と早期の治療で改善できる。
未病を治し、健康寿命を延伸、さらには医療費削減のためにもこの事実を早く知るべきだ。
ヘバーデンは進行し、悪化してしまう病気です!
4.未病とロコモ
ロコモ:ロコモティブシンドローム(Locomotive Syndrome)運動器症候群
※日本整形外科学会の基準
運動器症候群とは、足、ひざ、腰、首など運動器の痛みや変形、疲労骨折、新鮮な骨折。
それに脳卒中と、それに伴う運動機能の低下により、立つ、歩く、走る、座る、階段の昇り降りなど日常生活に必要な行動・移動機能が低下した状態である。
ロコモの特徴
- ・階段の昇り降りが辛くて仕方がない
- ・正座ができない
- ・長く歩くとひざが痛くて立ち上がれない
- ・夜間痛がひどい
- ・膝や腰の痛みを繰り返している
- ・医療機関では「太り過ぎ」「年のせい」「老化」と言われる
- ・サプリメントを飲み続けているが良くならない
ひざ・腰・首の痛みや不調を改善するには、「治療の3原則」のひとつ【固定学】に沿って、施術を行うことが必要不可欠!
正しい【固定】は、「過剰仮骨の吸収と、付加骨の添加」という人間が持つ、自然治癒力の原理原則に従っている。
5.未病とニューロ
ニューロ:ニューロパチー症候群(末梢神経障害)
ニューロとは。ニューロパチー症候群(Neuropathy syndrome)末梢神経症候群の略称。
独立行政法人、国立健康栄養研究所、健康増進研究部長、運動ガイドライン研究室長がスーパーバイザーとして「ニューロパチーシンドローム:ニューロ」と表現している。
重力とのバランス医療「過労性構造体医学(Gバランス医療)研究会」および「足健検定協会」では、足と首の異常が原因となる自律神経失調症を「足頚性・自律神経失調状態」と名付け、同様に自律神経失調状態のひとつとして発症する「うつ」を「足頚性うつ状態」と名付けている。
その理由は自律神経失調症や新型うつと診断された人の約90%に足と首の異常が見られるからだ。
ニューロの特徴
- ・首こり、肩こり
- ・パニック症、メニエール
- ・頭痛、不眠、めまい、耳鳴り
- ・自律神経失調状態
- ・うつ状態
警告!悪い足による悪い歩き方が、ムチウチ症状を引き起こしている
最も多い「足頚性自律神経失調状態」や「足頚性うつ状態」対しては、「足裏から全身を、重力とのバランスで整える」必要がある。うつになる人はほんのわずかなこと、あるいは原因が思い当たらなくて発病している場合が多い。ほんのわずかなことでうつになった人は、既に足と首に90%以上の異常が蓄積していたためなのだ。
6.未病とメタボ
メタボ:メタボリックシンドローム(Metabolic syndrome)内蔵型脂肪肥満による高血糖・脂質異常・高血圧など
※厚生労働省の基準による
▲生活習慣病との関連もすでに研究が進んでいる
足頚性・自律神経失調状態(足と首の異常)による生活習慣病!
「メタボ」になる人とならない人との差を追究した所、共通点として
“足と首に異常があり、特に首の異常が、自律神経を誤作動させていることが関係している”
という結果が見られる。
メタボ対策にも、ニューロと同様に「足と首の異常を改善」することが必要!
7.未病を治す施術(治療法)
未病を治す施術法(治療法)その合理性や正当性を立証するためにも哲学的見地から証明する。
治療法においても、ヒポクラテスは次のように言っている。
医学を志した者なら誰でも一度は聞く言葉だ。
「人間は自ら治す力を持っている。真の医療とは自然治癒力を発揮させることであり、医術者はこの自然治癒力を十分に発揮させる条件を整えるだけである」
この言葉をいつも胸に秘め、治療をする上での慢心や思い上がりを軌道修正することだ。
重力とのバランス医療「過労性構造体医学(Gバランス医療)」ではこれを「自然治癒力の3原則」で証明している。
この診断法(判断法)や治療法(施術法)は近い将来、「足と健康との関係検定」=「足健検定」で医学や未病の常識になると考えている。
なぜならどんな遠回りをしても最終的にはこの考え、つまり重力を主体とする哲学に裏付けられた「重力とのバランス医療」を通らなければ、この分野の医療や健康・予防・未病産業の発展はないと思うからだ。
もしあなた自身の体調が慢性的に悪かったり未病状態にある中で、現在受けている治療法に疑問や限界を感じたりしたら「重力とのバランス医療」フットケア整体を試してみてはどうか?
この考え方と治療(施術)法を知っているか否かによってあなたの今後の人生が大きく変わってくるきっかけになるのだ。
カサハラフットケア整体院では、すべて「治療の3原則」に沿った施術を行っている。
様々な足のトラブルに対し、亜急性捻挫・挫傷・骨折・脱臼・打撲・未病と判断した場合のみ施術を行っています。
8.「足健検定」はホリスティック医療・統合医療・代替医療の根本
「足と健康との関係」の知識と技術の集大成、これを『足健検定』と呼んで、その普及活動としてセミナー・講演・スクール・著書等で啓発している。
いわゆる未病状態の患者さんを対象とする現代医療は限界に近い。このような背景から近年では「ホリスティック医療」「統合医療」「代替医療」が盛んにクローズアップされるようになってきた。いずれも痛みや体の不調(未病)に対し、今までのように部分的に診ていたのでは何ら解決に至らない。部分的に診ることよりも「全体的に診る」「トータルで診る」ことの方が重要と説明している。
全体的・トータルで診るとはどういうことか?
では「全体的に診る」「トータルで診る」とはどういうことかというと、その答えは「足裏から全身を、重力とのバランスで診て治療をする」ということなのだ。
つまり重力とのバランスを一番多くコントロールしている足裏から全身のバランスを整え、「自然治癒力」「自己治癒力」「免疫力」を最大限に発揮させることの意味である。
正しい足をみたことがありますか?
裸足で歩くインドネシアの人の例
裸足で歩く国と日本人の比較
宇宙飛行士の言葉
▲一番の感動は「重力」だった!
足と健康との関係検定「足健検定」
「足と健康との関係」(足健検定)でビジネスチャンスをつかむ
- (1) 現行の国民皆保険、社会保障制度の崩壊を最小限に食い止めること、女性の起業、子育てをしながらの仕事支援、女性が社会で活躍できる場の提供。国はこれらを急いでいる。
- (2) このような背景から、ホリスティック医療、統合医療、代替医療が盛んに言われるようになってきた。いずれも痛みや体の不調に対し、部分的に診るよりも「全体的に診る」ことの方が大切であり、これが健康の根幹になるとも説明している。
- (3) では「全体的に診る」とはどういう事か? 足裏から全身を、重力とのバランスで整え、自然治癒力、自己治癒力、免疫力を最大限に発揮させることである。
- (4) 今まで足は「足」、体は「体」と別々に医療や健康行為が行われてきた。そのため、未病・半健康人・半病人という状態の人たちが激増した。足と体は一体、つまり”足と健康は1対1の割合で関係している”ということを社会に知らせなければならないのである。
「フットケアポディストの時代が来た!」
原因のはっきりしない痛みや体の不調に対しては、これまで見落とされていた『人間の土台、足裏から全身を重力とのバランスで整え、自然治癒力や自己治癒力を最大限に発揮させる』というフットケアポディストの考え方が必要不可欠である。しかし現実ではこの考え方が未だ不足しているため、体の不調を引き起こす本当の原因が分からず、治療も追い付いていないのが現状である。ここで時代の変化と共に、私達フットケアポディストの出番がやって来たのである。国や県はこの予防、未病に対し、莫大な資金を投入している。
「足と体は一体である」という新しい仮設の元に、これら不調の因果関係を立証していくことが、予防や未病を治す目的に対し最短距離となり、結果的にムダな医療費の削減につながる。まさに重力とのバランス「医学過労性構造体医学(Gバランス医療)」は、その目的達成となる羅針盤や地図の役割を果たすことになると言えるのだ。
健康産業の創出には、その裏付けとなる哲学と教育が必要
新しい健康産業の創出には、その裏付けとなる哲学と教育が必要。
それが「重力とのバランス医療」である。重力の絶対的支配下にある地球、その中で暮らす人間も重力の掟により、健康で進化するものと、調子が悪く滅亡するものとが、ふるいにかけられているのだ。
究極な表現だが、大きくはこのように分かれている。
今まで足は「足」、体は「体」と別々に医療や健康が行われてきた。足と体は一体、つまり足と健康は一対一の割合で関係している。
ここに真の道徳的価値観に基づいた「新たな健康産業の創出」があり、「足健検定」協会はこれを教育している機関である。
◆足健検定協会の主な活動内容
講演会
足健検定セミナー
スクール認定式
新しい健康産業ビジネス3本柱
「足と健康との関係」に基づいた新しい健康産業、ビジネスチャンスは大きなイメージで説明すると次のようになる。
- (1) 理論を売る
足と健康との関係、その知識を習得し、あらゆる人の集まるところで講演やカルチャー教室を開くことができる。つまりスピーカーとして活躍するのだ。中高年対象ばかりでなく、保育園、幼稚園のお母さん方にも子どもを通じて教育していくことで新たなお客様の開拓を図る - (2) 商品を売る
外面からは重力とのバランスに係るサポーター等。内面からは栄養のバランスに係るサプリメントやトクホ食品。
サポーターにおいては特許商品の機能性や使用方法を詳しく説明できる知識で、納得してから販売する。
「ロコモ」「ニューロ」「メタボ」に役立つ商品の提供である。 - (3) 施術を売る
「足と健康との関係」の知識に裏付けられた足裏バランス健康法。施術、いやし、整体、歩き方教室、足育教室、転倒予防、ロコモ、ニューロ、メタボ、体操、ダンス教室などで施術料金を頂く。
特に「足裏バランステーピング法」が時代の変化に対応する職人技となる。
新・健康産業の創出とビジネスの時代背景
- 1.超高齢化社会に伴い、いくら努力しても医療費が青天井となり、国民皆保険、現行の社会保障制度の限界と崩壊に直面している。
- 2.国(経産省・厚労省)を始め多くの省庁や機関で、今までの仕組みの見直しを強め、保険外治療、自由診療、混合診療により医療費の削減を進めている。つまり命に関わらない未病状態に対し、「自分の体は自分で治す」という考えが背景にある。
- 3.また、国は女性の起業、子育てをしながらの仕事、女性が社会で活躍できる場の創出も目指している。これこそが「足と健康との関係」の知識を基に女性の活躍できる場を提供するのだ。
- 4.同じような背景からホリスティック医療・統合医療・代替医療が盛んに言われるようになってきた。いずれもロコモ・ニューロ・メタボに対し、部分的に診ることよりも「全体的に診る」ことの方が大切だと説明している。
- 5.では「全体的に診る」ということはどういうことかと言うと、重力とのバランスを一番多くコントロールしている「足裏」から全身の【1】構造学的バランス 【2】過労学的バランス 【3】環境学的バランス を整え、自然治癒力、自己治癒力、免疫力を最大限に発揮させることなのだ。
- 6.再々説明しているが、今まで足は「足」、体は「体」と別々に医療や健康行為が行われてきたこと、に大きな問題があるのだ。
足と体は一体。つまり足と健康は一対一の割合で関係している。これを教育しているのが「足健検定」「足育」スクールなのだ。 - 7.ここに道徳的価値観に裏付けられた新たなビジネスチャンスがある。新たな取り組みによる市場開拓が生まれるとともに「新しい健康産業の創出」ができる
- 8.私は41年間この「足と健康との関係」を追究してきた。時代の変化に伴う国民の健康の予防、未病、足育、美のニーズに応えた、この健康産業は次世代の産業の核となると考える。
何より充実感、プライド、誇り、夢を持って活動できることが必要不可欠なのだ。
新たな健康産業の創出は家庭、職場、地域、全国へと普及していく。ゆえにこのビジネスに挑戦する人はたとえ、どんな状況であろうと何歳であれと青春の人となるのだ。 - 9.時代は大きく変化している。それに気付くことだ。成功と繁栄の法則は「時代の変化、即応業、そのキーワードは柔軟な頭に裏付けられたスピード」なのだ。100年前も300年前もいつの時代でも、どんな苦しい時代であっても、少しの勇気があるものが新しいアイデアを先取りすることによってのみ、繁栄しているという事実をより強く直視しなければならない。
足健検定はどんな人に必要か
原因のはっきりしない痛みや体の不調、その本当の原因、隠れている原因が分かると自分で治すことができる。
また、医師を始め柔整師(整骨院)、治療家、健康指導者、体操教育、スポーツインストラクター、ダンス教室 は知らなくてはならない。
特にエステ、ダイエット、姿勢教育、スタイル指導に従事している人には必須である。
この他に最も適していると思われるのが、アスリートつまりスポーツ選手の引退後。現役を退いた後の職業として独立、起業することが望ましいと考える。
具体的にまとめると次のようになる。
- (1) 一般の主婦、OL、退職後の新たな職業と起業
- (2) すでに健康関連のビジネスをしている人、サプリメント関係者が「足と健康との関係」から信頼関係と共に相手の心をひらく
- (3) 柔道整復師、鍼灸、マッサージ師、整体師、気功師などの治療家による施術範囲の拡大。
- (4) エステ、体操教室、ウォーキング教室、ダンス、バレエ、スポーツトレーナーなどの関係者
- (5) 柔道、サッカー、野球、テニス、ゴルフ、マラソンなどスポーツ選手の引退後に重力とのバランス医療「フットケア整体」として独立起業
講師:笠原巖
【主な著書は累計発行部数100万部を突破】
「足と健康との関係」を学ぶ方法
本サイトで繰り返し説明している「未病」は集約すると以下の3つである。
- (1) 筋肉・腱・関節の障害 ロコモ
- (2) 自律神経失調状態、うつ状態 ニューロ
- (3 生活習慣病 メタボ
この3つは重力の負担(負荷・荷重)が最大要因となっている。これを見抜いたビジネスが社会に貢献できる。この教育を行っているのが「足と健康との関係」(足健検定)なのだ。
「未病」「足育」「健康」「予防」「治療」にも「重力とのバランス医療」を裏付けとする一定の基準、つまり「足健検定」が必要なのである。
[カサハラフットケアポディストスクール]
プロ・アマ問わず受講でき、笠原先生の直接指導が受けられるスクール。
数多くのフットケアポディストを輩出し、各方面でご活躍されています。
[足と健康との関係・検定講座]
もっと気軽に、手軽に「足と健康との関係」を学びたい方へ。1日からの受講が可能です。
原因のはっきりしない足、ひざ、腰、肩、首の痛みは自分で治す!
「足健検定」は、一般の方から健康・美容・スポーツ関係者やエステ・リフレクソロジー・各種手技療法や柔整師・鍼灸師・整体師などのプロ、そして引退後のアスリートやダンス・ヨガ指導者など、あらゆる方を対象に「足と健康との関係」を、”健康に関する教養講座”として学ぶ、世界で唯一の検定です。
9.健康寿命延伸と医療費の削減
2012年度 国の医療費が39兆2千億円(一人当たり31万円弱)→過去最高
時代の急変、超高齢化社会に突入。2025年には4人に1人が75歳以上の超高齢化社会が到来する。
これに伴って医療、介護、福祉におけるサービスの需要が高まり、現行の国民皆保険、社会保障制度の限界と崩壊に直面し、国家の破綻(はたん)が危ぶまれている。
国の医療費はまさに「青天井(あおてんじょう)」!!
日本人の「平均寿命」(2013年)。男性は80.21歳、女性は86.61歳と世界トップクラス
その中で健康寿命、つまり日常において介護の必要がなく、自立した生活ができる期間は以下の通り。
日本人の「健康寿命」 男性が71.19歳、女性が74.21歳となっている
この「平均寿命」と「健康寿命」との開きが10年前後である。
これを埋めていくのが「重力とのバランス医療」で「未病を治す」ということなのである。
平均寿命と健康寿命との開きを埋めることが、国の方針でもあり医療費削減の大いなる目的なのだ。
この平均寿命と健康寿命との開きを埋める手段としての介護だけでは、医療費の削減には至らない。
やはり、未病のうちは「自分の体は自分で治す」という考え方が必要であり、病気になったら、そこで医療機関に行くという考え方が必要なのだ。
年齢には3つあると思う
(1) 実際の年齢
(2) 体力的な年齢
(3) 精神的な年齢
実年齢が同じ60歳でも、70歳くらいに見える人もいれば、50歳くらいにしか見えない人もいる。
この開きは20年ある。
例え高齢になり、肉体は老いたとしても、精神的・生命力を強く若々しく保つことだ。
逆に精神力・生命力の強い人は、肉体も自然と若々しく見える。また実際に若い。
その最良の方法が重力とのバランスを効率的に保つことなのである。
その手段、新しい施術法が、足裏から全身のバランスを整える「フットケア整体」なのだ。
フットケア整体における治療の3原則
- (1) 足裏から患部や全身を重力とのバランスで整え、自然治癒力を最大限に発揮させ未病を治す。
- (2) 足裏の免震処置と結構促進行為で自然治癒力を最大限に発揮させ、未病を治す。
- (3) 肉体と精神と心のバランス(調和)を整え自然治癒力を最大限に発揮させ、未病を治す。
肉体とは:外面からは固定、サポーター、補強など。内面からは栄養のバランスである。
精神とは:自律神経のバランスを整えること、心とはいやしや安心、安全、充実感のことである
この治療の3原則や未病の3原則である
3つの施術を同時に行うのが、「フットケア整体」なのだ。
哲学に裏付けられた「重力とのバランス医療」。その「フットケア整体」により本当の原因、正しい原因を知り、その上でこそ正しい治療「フットケア整体」が出来るのである。
※注意:当ページは現代医療を批判したり、治療を妨げたり、医師の治療を受ける機会を奪うものではありません。知り得た真実を正確にお伝えしているだけです。
10.柔道整復師が新たに果たすべき使命
柔道整復師は「未病を治す」ことを考える
これまで原因のはっきりしない(負傷の瞬間を特定できない)足、ひざ、腰、首の痛み、自律神経失調状態、うつ状態などで来院した患者の足を調べると約95%以上に外反母趾・浮き指・扁平足など足裏の異常が見られた。(当院調べ)
本来人間の健康状態は、「ここからが病気」「ここまでが健康」と明確に分けられるものではなく、「健康と病気の間を連続的に変化する状態」にある。この連続的な状態は「病気ではないが、自信をもって健康とも言えない状態」であり、つまりこれを「未病」と定義付け、より健康な状態に近づける行為を「未病を治す」と表現している。
※神奈川県HP「未病産業の創出に向けた取り組み」
以上から、過労性構造体医学(Gバランス医療)研究会では「未病」という概念を以下のように定義している。
- (1) 原因のはっきりしないひざ、腰、首などの痛みや不調(ロコモ) ※1
- (2) 原因のはっきりしない自律神経失調症やうつ状態(ニューロ) ※2
- (3) 原因のはっきりしない生活習慣病などの伝達及び代謝症障害(メタボ) ※3
実際には「亜急性捻挫」が原因となりこういったロコモやニューロ、それに由来するメタボや、不調の瞬間が特定できないスポーツ障害などが引き起こされており、ここを柔道整復師は施術すべきなのである。
このことに気付けるか気付けないかが、これからの柔道整復師の運命を大きく左右するのだ。
柔道整復師が知っておくべき、足と健康との関係
柔道整復師が知っておくべき「足と健康との関係」、その力学的メカニズムは次のようになる。
-
(1) 『縦×横×高さ』による構造学的歪み:
重心がかかとに片寄る。その片寄りは左右差を伴うため、足裏が不安定になる。この足裏の不安定を補うため、ひざ・腰・首など体の上部に構造学的なゆがみ(ズレ)が起こる。 -
(2) 『時間経過×』による過労学的損傷(過剰な衝撃波とねじれ波):
ゆがんだり、ズレたりしたところへ、かかと重心からの過剰な衝撃波とねじれ波という介達外力が繰り返され、時間経過に伴い、自覚がないまま変形や骨の異常が蓄積されていく。 -
(3) 『環境×』による環境学的条件の低下:
悪い足による、悪い歩き方や日常生活・片寄った仕事、スポーツなどで①②が反復される。この結果として、原因のはっきりしない、ひざ・腰・首の痛みが発生。また、足と首の異常が隠れた原因となる『ムチ打ち症の後遺症状』が発生。その一つとして、自律神経失調状態・うつ状態が起こっている。また生活習慣病(代謝症障害)の隠れた原因になっている。
柔道整復師が知っておくべき、8方向の診断
未病を治すには、隠れている本当の原因を重力とのアンバランスで判断(特定)することにある。原因を判断(特定)出来ることで、重力とのバランスを整える施術が行われ、初めて未病を治すことが出来るのだ。つまり「重力とのバランスを整える」とは、「構造学的」、「過労学的」、「環境学的」なアンバランスを正常に戻すことであり、言い換えると、耐震構造設計ミスの体を、合格の体に戻すことになるのだ。
(2) 過労学的バランス(時間経過×) → 衝撃×ねじれ×
(3) 環境学的バランス(環境×) → 生体環境条件×
今までこの区別が出来なかったため、医療や健康、未病、予防医学が混乱していたのである。
未病医学は(1)「構造医学」(2)「過労医学」(3)「環境医学」の3つで構成されている。
この3つの重力とのバランスの区別は、今後の医療や未病医学、予防医学の発展におおいに役立つものとなる。
健康寿命の延伸・医療費削減には柔道整復師が必要不可欠!
「未病を治す」には自然治癒力の3原則に則ることが重要である。元々接骨院や整骨院で、原因のはっきりしない(=負傷の瞬間を特定できない)痛みや不調を訴える患者さんを数多く対応をしてきた柔道整復師こそ、「重力とのバランス医療」に基づいた「治療の3原則」に則り、患者さんを救うことが出来る。
柔道整復師は、足裏から全身を重力とのバランスで整えることで、未病状態を起こす原因を判断し、老若男女問わず未病を治す施術をすることができる。つまり健康寿命の延伸に貢献し、医療費の削減が可能となるのだ。
今後は下表にまとめてある「重力とのバランス医療」に基づいた「治療の3原則」が、柔道整復師の中心的な施術となる。
亜急性・慢性の患者さんのうち、約90%が負傷の瞬間を特定できない、原因がはっきり分からない、そして病気と健康の間を連続的に変化する状態にある。
つまりこうした”未病状態”にある場合は、柔道整復師は施術して治すことができる。
ここに近年話題となっている「ホリスティック医療」「統合医療」「代替医療」の本質があり、柔道整復師が果たすべき使命になるものと考えている。
柔道整復師が果たすべき未病を治す3原則
原則(1)【構造学的バランスを整える】
足裏から全身に対し「構造学的な歪み」(縦×横×高さ×)の回復を図り、自然治癒力、自己治癒力を発揮させる。
★柔道整復師は「徒手的整復術」や「足裏バランステーピング法」で構造学的バランスを整え、自然治癒力を最大限に高め未病を治すことが出来る
原則(2)【過労学的損傷の回復を図る】
足裏の免震処置と血行促進で「過労学的損傷」(時間×)の回復を図り、自然治癒力、自己治癒力を発揮させる。
★柔道整復師は「光線・電気療法」や「ほぐし(マッサージ)・温熱療法」で過労学的損傷の回復を図り、自然治癒力を最大限に高め未病を治すことが出来る
原則(3)【環境学的バランスを整える】
外面からは固定(サポート)、内面からは栄養(サプリメント)、精神的には癒し的行為(自律神経の安定)で「環境学的条件」(環境条件×)の回復を図り、自然治癒力、自己治癒力を発揮させる。
★柔道整復師は「包帯・サポーター」による外面から環境学的バランスを整えることで、自然治癒力を最大限に高め、未病を治すことが出来る
上記①~③は、未病を治す治療の3原則であり、医療行為ではなく、あくまで健康促進行為となる。
柔道整復師が未病を治すために「重力とのバランスで整える」方法は、上記1~3の中でも、★に記載した内容であるべきなのだ。
11.「未病を治す」講演、治療院のご案内
未病研究の第一人者 笠原巖
45年間に及ぶこれまでの治療実績、初検だけで11万人以上の足を診てきた。
成人女性の約80%、小中学生の約60%に足裏の異常「外反母趾」「浮き指」「扁平足」がみられる実態に警鐘を鳴らし続けている。なぜなら、これら足裏の異常の増加に比例して、ひざ・腰・首の痛み【ロコモ】や、首こり・肩こり・頭痛をはじめとする自律神経失調状態・うつ状態【ニューロ】などの【未病】が激増しているからである。
これまでの研究の中で、「日本人の足」と、「裸足で生活する国の人たちの足」を比較調査するため、インドネシア・タイ・マレーシア・フィリピン・メキシコ・オーストラリアなどの奥地や離れ小島など計7ヶ国で、五年の歳月をかけ自らの足で海外調査を行ってきた。
長年の研究と治療実績から、現代人に蔓延する足・ひざ・腰・首の痛みや様々な体の不調に対し、その発生メカニズムを『重力とのバランス』で力学的に解明。重力とのバランス医療『過労性構造体医学(Gバランス医療)』を確立。
「足裏から全身を、重力とのバランスで整える」ことを施術の柱と位置付け、様々な症状・体のトラブルに日々対応している。
また、その普及活動として医師や柔道整復師、治療家、整体・健康指導者などをはじめ、大手企業、地方自治体、教育関係者、スポーツ指導協会、一般向けに講演・セミナーなどを全国各地で精力的に行っている。
「外反母趾は今すぐ治す(自由国民社)」「肩こり・腰痛は「浮き指」が原因だった(さくら舎)」 「お母さん!子どもの足が危ない(宝島社)」「ひざの痛みはサラシ1本で98%治る(さくら舎)」「首こり・肩こりを一発解消!首らくらくサポーター(宝島社)」など数多くの書籍を出版。(累計100万部突破)
また、重力とのバランス理論を応用した多数の特許商品がロングセラーとなっている。
【主な著書は累計発行部数100万部を突破】
笠原巖プロフィール
主な著書はこちら
主な講演タイトル例
- (1) 足と健康との関係(足に関心がないのは、健康に関心がないのと同じ!)
- (2) 足の様々な痛みとフットケア(外反母趾・浮き指・扁平足の保存的療法)
- (3) どんなひざの痛みも3週間で半分治す(サラシ無重力療法は歩けるギプス包帯)
- (4) 自分で治す腰・股関節の痛み(サラシすじかい巻き療法で効果的な固定)
- (5) 首こり・肩こりと自律神経・うつとの関係(悪い足による悪い足がムチウチ症状を起こしている)
- (6) 足裏から全身のバランスを整えるフットケア整体(いつも健康な人と、いつも調子が悪い人との差を追究すると足にたどり着く)
- (7) お母さん!子どもの足と体が危ない!(一生の足は小学3年生に決定づけられる)
- (8) 正しい歩行で、転倒予防(かかとから着地は誤り!衝撃とねじれを吸収する歩行)
- (9) 下半身ダイエット(足裏のバランスを整えると、下半身の負担が軽くなり、引き締まる)
- (10) O脚を自分で治す(O脚の原因を知って自分で治す簡単体操)
保育園や幼稚園から小・中・高校から、PTAなど教育関係、一般企業、団体、福祉/介護、スポーツ関係、そして市民講座・カルチャースクールなど幅広いシーンで開催可能です。
講演内容や講演料など相談に応じます。お気軽にお問合せ下さい。
【お問合せ先・講演のご依頼は】
(株)足裏バランス研究所 〒244-0003 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町4183-1 笠原ビル2F
TEL 045-861-8944
FAX 045-861-3664
メールアドレス info@ashiuratengoku.co.jp
カサハラフットケア整体院のご案内
12.未病を治す商品
未病を治す定義とは
緊急性が無く、当分の間様子を見ても問題が無いとされ、自分の努力で改善が見込まれる状態に導く。
この定義に当てはまる人は、はっきりとした原因が無いにもかかわらず、痛みや不調で悩む人達だ。
ゆえにこのような関節の痛みや体の不調で悩んでいる人はまず自分で90%改善するという努力が必要であり、残りの10%を専門医に診てもらうという考えを持つことだ。
それには根本原因となる「足と健康との関係」、特に「足裏のバランスを整えて」から、ひざや腰、首を補強(サポート)することが必要だ。なぜなら家が傾いたら誰でもまず、最初に土台のバランスを整え、歪んだり傾いた所を戻した後、板を打ち付けて補強(サポート)する。という考えを持つ。これと同じである。
つまり、ひざや腰、首の痛みは足裏のバランスと一緒に治すということだ。特に首の異常が原因となる首こり、肩こり、自律神経失調状態、足頚性うつ状態の人は足裏のバランスと首のサポーターが必要である。
足裏のバランスを整える方法(外反母趾・浮き指・扁平足共通)
(1) カサハラ式・足裏のバランスを整えるテーピング法
(2) 未病対策 テーピングの変わりとなる3本指タイプのテーピング靴下
テーピングの機能が靴下に編み込んであるので、履くだけで足裏のバランスを整い体が安定。
IKB-0017 楽チンウォーキン 2,000円(税別)
歩くことにより、自然と健康になる靴下。
履くだけで足裏のバランスが整うので、自然と正しい歩行が促される。
LK-47 外反母趾対策パンティストッキング(2枚組) 3,400円(税別)
LK-48 外反母趾対策ショートストッキング(2枚組) 2,000円(税別)
さらに! 外反内反サポーター
ロコモ対策 ニューロ対策 メタボ対策
3本指テーピング靴下とサポーターとの併用がベスト。家に居る時に3本指テーピング靴下とサポーターとの併用。お出かけの時は3本指テーピング靴下で。
初期
初期段階の目安
初期の外反母趾、足指の変形は少なく、外反角15度前後。
痛みはまだない、もしくは時々痛む程度。
固定力 ★★☆☆☆
手軽度 ★★★★☆
※足裏バランスを整える「3本指テーピング靴下」はこの他にも豊富なラインナップを取り揃えております。 「テーピング機能」は全て共通となっておりますので、お好みの丈や素材でお選びください。
中期
中期段階の目安
変形が進行しており、外反角が30度以上。痛みも徐々にあり、足指の間隔も狭くなっている
子どもの外反母趾・内反小趾サポートにも最適。
自宅では3本指テーピング靴下との併用がおすすめ!
固定力 ★★★☆☆
手軽度 ★★★☆☆
外反内反Wサポーター『指間パットタイプ』 4,570円(税別) ※サポーターは片足分のみ
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後期
後期段階の目安
何年も前から変形や痛みがある。
足指(特に母趾)が隣の指の下に重なってしまい、歩行時にも激しい痛みがある程度。
自宅では3本指テーピング靴下との併用がおすすめ!
固定力 ★★★☆☆
手軽度 ★★★☆☆
外反内反・足ヘバサポーター『筒型タイプ』 4,570円(税別) ※サポーターは片足分のみ
ご購入はこちら>>>
(3) 足を守る人工筋肉素材、免震インソール
ロコモ対策 ニューロ対策 メタボ対策
外反母趾・浮き指・扁平足、タコ、ウオノメからすでに、ひざ・腰・首にトラブルのある方にお勧め。
地面からの過剰な衝撃波とねじれ波(介達外力)を吸収無害化。
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(4) 足首を守るヒールロックサポーター
ロコモ対策 ニューロ対策 メタボ対策
足首がゆるんでいると、つまずきやすい。歩行時に足先が外方向へ必要以上に流れる歩き方が原因。足首が痛む、回すとゴリゴリ音がする。足首がだるいという人に向いている。
テーピングや包帯で足関節を守るヒールロック固定法を応用。
A.ヒールロック足首サポーター
スニーカーを履く時や、自宅に居る時に使用。3本指テーピング靴下との併用がベスト!
ヒールロック足首サポーター 5,500円(税別) ※サポーターは片足分のみ
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B.足首サポートガードル
例)足首ガードルとストッキングの併用
足首サポートガードルの上にストッキングを使用。ヒールやパンプスを履くときにおススメ!
足首サポートガードル 1,710円 (税別) ※サポーターは両足入り
ご購入はこちら>>>
ひざを守るサポーター
ロコモ対策 メタボ対策
ニーロックサポーター O脚とひざの痛みを改善に導く
A.ニーロックサポーター(しっかりタイプ)
※サラシとの併用がおすすめ
ひざの痛み改善には、ひざに繰り返される負担度より、安静度が上回る固定力が必要!
固定力ひざヘバサポーター
ご購入はこちら>>
腰、骨盤、股関節用サポーター
ロコモ対策 メタボ対策
腰、骨盤、股関節用サポーター ロコモ対策 メタボ対策
ポケット付きなので、手や指先の力の弱い人でもしっかりと締められる。
ココベルト17 7,500円(税別)
首がラクになるサポーター
ロコモ対策 ニューロ対策 メタボ対策
首こり・肩こり、足と首の異常が原因となる「足頚性自律神経失調状態」や「足頚性うつ状態」に。
頭の重さを支え、首を守るサポーターを各種取り揃えています。
「首がラクになるサポーター」 「首がキレイになるサポーター」 「首らくちん」
・これらのセルフケアグッズは正しい使用方法を良くお読みになりご使用下さい。
・すでに医師の診断や指導を受けている場合はそちらを優先し、あくまで健康促進目的でご利用下さい。
・これらのグッズは医療用に作られた物ではありませんので、医療目的で使用することはおやめください。
動画
新着情報
- 2015.3.9
- ブログ更新しました
- 2015.3.1
- 免震インソールに新色ピンクを追加しました
- 2015.2.11
- 新色情報を追加しました
HOME:
未病を治す!フットケアグッズ
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「靴下の役割が変わった!」自分の体を自分で治すには、最初に足裏のバランスを整えることが必要不可欠です。3本指構造と、甲部分に編み込まれた2本のテーピング機能で、これからロコモ・ニューロ・メタボ対策を始める方にはピッタリ!スタンダードなくるぶし丈。
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本来のインソールに備えるべき「免震機能」を追求し、人間本来の「かかとの柔らかさ」に近付けた、人工筋肉素材「ソルボ」の心地良いクッション性!
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外反母趾による変形が進行しており、徐々に痛みがでてきた「外反母趾中期」の方におすすめ!指間パッド付きのWサポーターは、外反母趾・内反小趾を同時にサポートしてくれ、自宅ケアにピッタリ!子どもの外反母趾・内反小趾サポートにも最適。自宅では3本指テーピング靴下との併用がおすすめ!
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左右のニーロックベルトV字ベルトでひざを強力にロックする抜群の固定力。過剰な衝撃とねじれを吸収して、ひざを守ります。 脱着が簡単なオープンタイプ。かみ合わせの悪いひざに繰り返される過剰な「衝撃とねじれ」を強力にロックしてサポート! 両サイドの押圧ボーンの添え木の効果でひざのねじれを止めてひざが安定。
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