健康寿命延伸と医療費削減

医療費削減にはフットケアポディストが不可欠


超高齢化社会の到来に伴って、医療費が青天井。医療費削減には未病のうちに治すことが重要。しかし未病状態は若い人から高齢者まで幅広く見られる。フットケアポディストは、これに対応することで老若男女問わず医療費削減を目指すことである。

(1)その未病状態とは次の3つに集約される。

  • (1)原因のはっきりしないひざ・腰・首などの痛み「ロコモ」
  • (2)原因のはっきりしない自律神経失調症やうつ状態「ニューロ」
  • (3)原因のはっきりしない生活習慣病などの伝達及び代謝症障害「メタボ」

これらの症状は、子どもから老人まで老若男女を問わず発生している。

(2)未病の定義、または未病を治す定義とは

 上記3つの中で未病状態とは
「緊急性が無く、当分の間様子を見ても問題がないとされ、自分の努力で改善が見込まれる状態」をいう。
その説明として「未病」とは、健康と病気を2つに明確に分けられる概念として捉えるのではなく、健康と病気の間を連続的に変化するものとして捉えている。

また「未病を治す」とは、「未病」で示した心身の状態における一連の変化の過程において、特定の疾患の予防、治療にとどまらず「心身全体をより健康な状態に近づけること」と定義づけている。
特に神奈川県では「未病を治すかながわ宣言」を発表し「未病を治す」という考え方を全国に提唱している。

(3)重力とのバランス医療で未病を治す

前述の「心身全体をより健康な状態に近づける」その手段とは、部分的に診るよりも「足裏から全身を、重力とのバランスで診断したり治療していく」ということである。ホリスティック医療、代替医療、統合医療における根本理論である。すべて重力を最優先した考え方が必要であり、その哲学に裏付けられた力学的理論でなければならない。
なぜなら地球は重力の絶対的支配下にあり、その中で生活している人間も重力によって生かされている。そして健康が重力によって決定づけられているからである。未病を治すためには、この哲学が根本理論となる。

(4)未病医学を知る

未病医学はすでに重力とのバランス医療「過労性構造体医学」で確立している。
未病を治すには、隠れている本当の原因を重力とのアンバランスで判断(特定)することにある。原因を判断(特定)出来ることで、重力とのバランスを整える施術が行われ、初めて未病を治すことが出来る。つまり重力とのバランスを整えるとは、構造学的、過労学的、環境学的なアンバランスを正常に戻すことであり、今この教育が必要なのだ。

(5)重力とのバランスを整えるとは

  • (1)足裏から全身に対し「構造学的な歪み」(縦×横×高さ)の回復を図り、自然治癒力、自己治癒力を発揮させる。
  • (2)足裏の免震処置と血行促進で「過労学的損傷」(時間×)の回復を図り、自然治癒力、自己治癒力を発揮させる。
  • (3)外面からは固定(サポート)、内面からは栄養(サプリメント)、精神的には癒し的行為(自律神経の安定)で「環境学的条件」(環境条件×)の回復を図り、自然治癒力、自己治癒力を発揮させる。

このように重力とのバランスとは、上記の(1)~(3)のことの意味である。この(1)~(3)は、未病を治す治療の3原則であり、あくまで健康促進行為なのである。

(6)健康寿命を延ばす足健検定

未病医学となる重力とのバランス医療「過労性構造体医学」の教育と全国普及を行っている教育制度が「足と健康との関係検定」(足健検定)なのだ。
この教育資格を有する者を「フットケアポディスト」と呼んでいる。
重力とのバランスを一番多くコントロールしている人間の土台、足裏から全身を3つの重力とのバランスで整えることで、自然治癒力・自己治癒力を最大限に発揮させる。これにより初めて未病を治し、医療費削減と共に健康寿命を延ばすことが出来るのである。

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(7)保険外治療・自由診療で未病を治すフットケアポディスト

 政府そして厚労省、経産省など、各省においても現行制度の見直しを強め、保険外治療・自由診療の拡大により未病を治すことで、医療費の削減を全国規模で進めている。
治療する側も患者側も賢くならなければならない、その手始めとして重力とのバランス医療を知り、「自分の体は自分で治す」「自分の体や未病に対し、自分が一番の名医となる」という”足と健康との関係”の基礎を学び、増え続ける国民医療費を削減することが可能となる、と訴え続けている。
フットケアポディストには、こうした社会の背景にも目を向け、施術・教育活動を行っていくことが望まれる。

(8)健康には本物の哲学に裏付けられた医療が必要

 原因のはっきりしない痛みや体の不調、慢性痛に対し、従来の診断法や治療法に固執していたのでは、解決できない。健康を追究するには、新しい考え方による医療が必要で、医療にはその裏付けとなる哲学が必要なのだ。
時代の変化に伴って、診断法や治療法にも変化が必要であり、より正確さが求められている。
そのような中でも、私の長年の施術経験で、常に初心に戻り、軌道修正してくれた言葉がある。
今から2500年前、古代ギリシャ時代、「医学の父」と呼ばれたヒポクラテスの言葉だ。


「医術者であると同時に哲学者であれ。哲学の中に医術を、医術の中に哲学を織り込まなければならない」


つまり、医学と哲学は同じものであると、ヒポクラテスは説いているのだ。
さらにヒポクラテスはこう述べている。


「人間は自ら治す力を持っている。真の医療とは、自然治癒力を発揮させることであり、医術者はこの自然治癒力を十分発揮させる環境条件を整えるだけである。」


全患者の約80%以上を占める、原因のはっきりしない痛みや体の不調、病気に対しても、この哲学に裏付けられたより正確な診断と、その治療マニュアルが必要なのだ。哲学がないままだと、原因がないのにもかかわらず、なぜ、様々な症状が起こるのか、この発生メカニズムが分からなくなってしまうのだ。

  • (1)足裏から患部や全身を構造学的なゆがみとなるアンバランスを回復し、自然治癒力を発揮させる。
  • (2)足裏からの免震処置と血行促進で、患部や全身の過労学的損傷の回復により、自然治癒力を発揮させる。
  • (3)足裏から肉体と精神に反復される環境学的条件の回復をはかり、自然治癒力を発揮させる。

この三つの治療法を同時に行うことが本来の医療であり、それぞれの原因や症状によって(1)~(3)のどの治療法を優先しなければならないかを判断し、治療法に取り入れて行くことが必要なのだ。



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